※土曜日は発熱診察はおこなっておりません。
37.5℃以上の熱がある方、コロナウイルス、インフルエンザ等に
感染している方は一度お電話にてお問い合わせ下さい。
※土曜日は発熱診察はおこなっておりません。
37.5℃以上の熱がある方、コロナウイルス、インフルエンザ等に
感染している方は一度お電話にてお問い合わせ下さい。
当院では、耳管狭窄症や滲出性中耳炎をはじめとした耳の症状の改善のために、耳管通気治療を行っています。
耳管通気治療は、耳鼻咽喉科クリニックの中でも受けられる医療機関が限られているのが現状です。そのため、「近くのクリニックでは対応していなかった」「以前に受けた処置がつらくて、治療を続けることができなかった」というご経験をお持ちの方が、他院からご紹介いただいたり、遠方からわざわざ足を運んでくださったりするケースも少なくありません。
当院では開院以来、耳管通気治療を長年にわたって積み重ねてきました。
その豊富な経験をもとに、患者さんへの身体的・心理的な負担をできる限り軽減しながら、一人ひとりの症状に丁寧に向き合うことを大切にしています。
本ページでは、当院で行う耳管通気治療のこだわりについて詳しくご説明いたします。
耳管(じかん)とは、中耳と鼻の奥(上咽頭)をつなぐ細い管のことです。
通常は閉じており、あくびや嚥下をしたときに一瞬開いて、中耳内の気圧を外気圧と等しく調整する「圧平衡」の役割を担っています。

この耳管が正常に機能することで、鼓膜は適切な位置に保たれ、音の振動を効率よく内耳へ伝えることができます。
逆に、耳管の機能が低下・閉塞してしまうと、中耳内の気圧が乱れ、さまざまな耳の症状が引き起こされます。
耳管の機能が低下すると、中耳内の気圧を外の気圧と同じに保つことができなくなります。
その結果、まず中耳内が陰圧(外気圧より低い状態)になり、耳がふさがったような感じや、音がこもって聞こえるといった症状が現れます。
また、気圧調整以外の機能も同時に損なわれるため、症状は耳閉感にとどまりません。
自分の声や呼吸音が異常に大きく響く「自声強聴」、「ゴー」「ジー」といった耳鳴り、さらにはめまいや肩こり、頭痛など、全身に及ぶ不快症状として現れることもあります。
耳管通気(じかんつうき)とは、専用の器具(耳管カテーテル)を鼻から挿入し、耳管を通じて中耳に空気を送り込む治療法です。
これにより、中耳内の陰圧を解消し、貯留した液体を排出しやすい状態にすることを目的とします。
この治療は、定期的な通院によって繰り返し処置を行うことが基本となります。
薬物療法と組み合わせて行うも多く、鼻や咽頭の炎症がある場合はそちらの治療を並行して進めることで、耳管機能の回復を促します。

耳管が狭くなり、十分に開かなくなる疾患です。風邪・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などによる耳管周囲の炎症・腫れが主な原因で、耳のつまり感・難聴・耳鳴りといった症状が現れます。放置すると中耳内の陰圧が慢性化し、より重い耳の疾患へと進展するリスクがあるため、早めの治療が望まれます。
鼓膜の奥の中耳腔に液体(滲出液)が貯留する疾患です。痛みや発熱を伴わないため気づきにくく、特にお子さまの場合は「テレビの音を大きくしたがる」「呼びかけへの反応が鈍い」といった変化が受診のきっかけとなることがあります。
耳管狭窄が先行して起こることが多く、就学児童の難聴の主要な原因とされています。耳管通気によって中耳の換気を促し、液体の排出を助けることが治療の中心となります。
上記に当てはまらない場合でも、耳の違和感が続いている場合はお気軽にご相談ください。
問診・検査の結果をもとに、耳管通気治療が有効かどうかも含めて丁寧にご説明いたします。
実は、耳管通気治療はすべての耳鼻咽喉科クリニックで実施されているわけではありません。また、実施している場合でも、処置の際に患者さんが強い痛みや圧迫感・不快感を抱いてしまうケースが少なくないのが現実です。このことが、治療への恐怖心や通院継続の妨げになることもあります。
当院の院長は、長年にわたり数多くの患者さんに耳管通気を行ってきた経験を通じて、「どの角度から・どのタイミングで・どのくらいの圧力で空気を送れば、患者さんの負担が最も少ないか」という感覚を培ってきました。また、処置の際は患者さんへの声かけを行い、緊張をほぐしながら施術を進めます。
初めて耳管通気を受ける方や、過去に痛みで辛い思いをされた方も、まずはお気軽にご相談ください。

当院では、必要に応じて耳管機能検査・ティンパノメトリー・聴力検査などを行い、正確な診断のもとで治療方針を決定します。
検査データに基づいて治療の必要性・効果・頻度を適切に判断することで、無駄のない・効率的な治療を行っています。
耳管通気を受けた後は、一時的に耳がすっきりした感覚を得られることが多いです。しかし、耳管機能の回復には個人差があり、複数回の通気が必要なことがほとんどです。
原則として、鼻や咽頭の炎症が続く間は耳管狭窄が再発しやすいため、原因疾患(アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎など)の治療を並行して続けることが重要です。
また、通気治療を受けた当日は激しい運動や水泳を控え、鼻を強くかまないようにお願いします。
治療を一定期間行っても改善が見られない場合や、中耳の液体が多量に貯留している場合は、鼓膜切開術や鼓膜チューブ留置術などの外科的処置をご提案することもあります。
鼻腔の状態や症状の程度によって、感じ方に個人差があります。当院では、患者さんへの負担をできる限り軽減できるよう、細心の注意を払いながら丁寧に処置を行っています。処置中に痛みや強い違和感がある場合は、遠慮なくすぐにお申し出ください。患者さんの状態に合わせて対応いたします。
症状の程度・原因疾患・患者さんの年齢によって異なりますが、一般的には週1〜2回程度の通院を数週間〜数ヶ月続けることが多いです。検査結果を見ながら通院頻度を柔軟に調整いたします。
4~5歳以上のお子さまであれば、お子さま専用の器具を使って、励ましながら耳管通気を行っています。
搭乗する1ヶ月前を目安に受診いただき、週に一度の耳管通気を繰り返すことで、搭乗時の耳管機能の働きを改善させ、痛みを抑えることができます。