※土曜日は発熱診察はおこなっておりません。
37.5℃以上の熱がある方、コロナウイルス、インフルエンザ等に
感染している方は一度お電話にてお問い合わせ下さい。
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耳の入口から鼓膜までの間を外耳道といいます。
外耳道の皮膚は非常に薄く、外部からの刺激にとても敏感なため、頻繁に耳掃除をくり返すことで炎症が起こりやすくなります。
この炎症こそ、しつこいかゆみの原因で、かゆくて掻く→掻くとさらにかゆくなる、という悪循環をくりかえすうちに外耳道湿疹となります。
外耳道湿疹がひどくなると耳だれがでるようになり、これが乾くとガサガサになるため、掃除しようすると更に悪化し、かゆみの範囲が少しずつ広がってしまいます。
治すためにはできるだけ触らずに、かゆみの元となる炎症をしっかり抑えることが大切です。
かゆみや炎症を抑える飲み薬や塗り薬を使って治療します。
かゆみはすぐにはなくなりませんが、2週間ほど触らずガマンできれば、かなり軽減しますので、極力触らないことが大切です。
ただれた皮膚から細菌や真菌に感染を起こし、外耳道炎を併発している場合は、それに対する抗生物質や抗真菌剤、点耳薬を使用することもあります。
かゆみが強くつらい場合は、定期的に医院で局所処置を行うことで症状が和らぎ、早い改善につながります。つらい時には1人で我慢せず、一緒に治していきましょう。
耳掃除のタイミングは、本来1~2週間に1回で十分といわれています。
頻繁な耳掃除や耳を触るクセは、皮膚のバリア機能を低下させ症状悪化の原因となりますのでやめましょう。
入浴後に耳の中がぬれた場合は、綿棒を使わず、タオルで外耳道の入口を軽くふいてください。
また、イヤホンの長時間使用も外耳道の刺激となり、悪化の原因となりますので避けるようにしましょう。
湿疹が軽度であれば、とくに問題ありませんが、炎症が強い場合は感染を起こして悪化する可能性があります。
個々のケースにより判断しますので、ご相談下さい。
かゆみが治まっても、皮膚のバリア機能が低下したままだと再発することがあります。
自己判断せず、医師の指示に従いましょう。
うつすことはありません。