※土曜日は発熱診察はおこなっておりません。
37.5℃以上の熱がある方、コロナウイルス、インフルエンザ等に
感染している方は一度お電話にてお問い合わせ下さい。
※土曜日は発熱診察はおこなっておりません。
37.5℃以上の熱がある方、コロナウイルス、インフルエンザ等に
感染している方は一度お電話にてお問い合わせ下さい。
「耳そうじだけで受診してもいいのですか?」とよくご質問いただきます。
耳垢の除去は医療行為ですのでもちろん耳そうじだけで受診していただて大丈夫です。
また、小さなお子様の場合は耳の中の皮膚が繊細なので、耳そうじの際に傷をつけてしまう可能性もあるため耳鼻咽喉科での耳そうじはおすすめです。どうか遠慮なく受診ください。
大人の場合、耳垢はある程度自然と耳の外へ移動していきます。
これを自浄作用といいます。
一方で、赤ちゃんや子供の耳はまだ成長途中であるため耳の入口から鼓膜まで(外耳道)が短く、強く曲がっています。
そのため大人に比べて耳垢がすぐにたまるという特徴があります。
また、お子様は耳の穴が小さいのでお掃除が難しいと感じる親御様も多いのではないでしょうか。
掃除をしているつもりが、逆に耳垢を奥に押込んでいるケースもあり危険です。
声をかけても反応が薄い、聞こえづらそう、耳を気にする、耳をよく触っているなどがあれば、耳垢が溜まりすぎて聞こえが悪くなっている可能性があります。
家で赤ちゃんの耳そうじを行う場合は、ガーゼや柔らかい綿棒を使い、耳の入口を優しく拭き取るようにしましょう。
奥の方まで掃除しようとすると、耳の中を傷つけてしまい、外耳道炎などの炎症を起こしてしまったり、耳垢を奥に押込んでしまうことがありますので注意が必要です。
生後6か月ごろまでは胎脂と呼ばれる汚れが出てくるので、沐浴の際毎日お掃除してあげることをおすすめしています。
ただし、成長とともに自然と耳垢を外に運べるようになるので毎日の耳そうじは不要です。
毎日耳そうじをすることによるトラブルもあるので、気になる場合は耳鼻科を受診してみてください。
湿ったタイプの耳垢の場合、耳の中に耳垢がへばりつきやすく、耳垢栓塞という耳垢が耳栓のように詰まってしまう状態になることがあります。
乾燥したタイプの耳垢でも耳垢が溜まり過ぎると同様の状態になります。
ここまで耳垢が溜まり過ぎている状態なると処置が必要で、無理に掃除しようとすると耳を傷つける場合があるので、耳鼻科を受診してください。
当院では耳鏡や専用の先が細いピンセットを使って耳の中を傷つけないように耳垢を取り除きます。
また、同時に鼓膜の状態を確認し、中耳炎になっていないかも確認させていただきます。
耳を触られるのが苦手なお子様でも、スタッフが優しくサポートしますのでご安心ください。
耳そうじだけで受診してもいいのかな?と心配せずお気軽にご相談ください。